文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2020-12-15から1日間の記事一覧

ヒラリー・パトナム『理性・真理・歴史 内在的実在論の展開』

ヒラリー・パトナム 野本和幸他訳 『理性・真理・歴史 内在的実在論の展開』 法政大学出版局 ヒラリー・パトナム(1926-2016)の『理性・真理・歴史 内在的実在論の展開』を読了しました。パトナムは20世紀後半のアメリカにおいて大きな影響力を持った哲学者…

古川日出男『サウンドトラック』

古川日出男 『サウンドトラック』 集英社文庫 古川日出男の『サウンドトラック』を読了しました。本書が発表されたのは2003年のことで、これは直木賞候補となった『ベルカ、吠えないのか?』の2年前、三島由紀夫賞を受賞した『LOVE』の3年前に当たる年であり…