文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

ポルトガル文学

フェルナンド・ペソア『[新編]不穏の書、断章』

フェルナンド・ペソア 澤田直訳 『[新編]不穏の書、断章』 平凡社ライブラリー フェルナンド・ペソア(1888-1935)の『[新編]不穏の書、断章』を読了しました。ポルトガルの詩人・作家であるフェルナンド・ペソアは、イタリアの作家であるアントニオ・タ…

ジョゼ・サラマーゴ『あらゆる名前』

ジョゼ・サラマーゴ 星野祐子訳 『あらゆる名前』 彩流社 ジョゼ・サラマーゴ(192-2010)の『あらゆる名前』を読了しました。本書はポルトガルの作家サラマーゴが1997年に発表した作品で、私がこれまでに読んだことのある『白の闇』(1995年)、そして『見…

ジョゼ・サラマーゴ『白の闇』

ジョゼ・サラマーゴ 雨沢泰訳 『白の闇』 NHK出版 ジョゼ・サラマーゴ(1922-2010)の『白の闇』を読了しました。本書はポルトガルの作家でノーベル文学賞を受賞しているジョゼ・サラマーゴの代表作です。訳者あとがきによると日本語訳の底本は英訳版で、適…

ジョゼ・サラマーゴ『見知らぬ島への扉』

ジョゼ・サラマーゴ 黒木三世訳 『見知らぬ島への扉』 アーティストハウス ジョゼ・サラマーゴ(1922-2010)の『見知らぬ島への扉』を読了しました。ジョゼ・サラマーゴは1998年にノーベル文学賞を受賞したポルトガルの作家で、本書が日本で出版されたのは20…