文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

スティーヴン・ミルハウザー『魔法の夜』

スティーヴン・ミルハウザー 柴田元幸

『魔法の夜』 白水社

 

スティーヴン・ミルハウザー(1943-)の『魔法の夜』を読了しました。アメリ東海岸コネチカット州南部にある海辺の町、夏の夜を舞台に展開される群像劇が不思議な筆致で描かれているのが本書で、長さとしては中編小説ということになるようです。ミルハウザーのファンであればたまらなく愛おしい作品なのでしょうか、私には相変わらずあまりピンと来ないという寂しい読書の結末なのですが…

 

【満足度】★★★☆☆