『私の哲学の発展』 みすず書房
バートランド・ラッセル(1872-1970)の『私の哲学の発展』を読了しました。イギリスの哲学者ラッセルが晩年に著した自伝的著作です。ここまで赤裸々に自らの思想遍歴を語られると読んでいて本当に清々しい気分になるのですが、ヘーゲル的な観念論からの脱却をはじめとして、ウィトゲンシュタインについて語った場面など、率直な物言いの背後に少し屈折した心持ちものぞいていたりして、何とも味わい深い読書となりました。
【満足度】★★★☆☆
『私の哲学の発展』 みすず書房
バートランド・ラッセル(1872-1970)の『私の哲学の発展』を読了しました。イギリスの哲学者ラッセルが晩年に著した自伝的著作です。ここまで赤裸々に自らの思想遍歴を語られると読んでいて本当に清々しい気分になるのですが、ヘーゲル的な観念論からの脱却をはじめとして、ウィトゲンシュタインについて語った場面など、率直な物言いの背後に少し屈折した心持ちものぞいていたりして、何とも味わい深い読書となりました。
【満足度】★★★☆☆