D・サダヴァ他 石崎泰樹・丸山敬 監訳・翻訳
『大学生物学の教科書 第1巻細胞生物学』 講談社ブルーバックス
『大学生物学の教科書 第1巻細胞生物学』を読了しました。「MITの全学生が学ぶ世界基準の生物学教科書」と帯にある通り、アメリカの多くの大学で採用されている生物学の教科書である『LIFE』という作品を翻訳したのが本書だそうです。
生命の基本単位である細胞の構造からはじまって、細胞膜のつくり、エネルギー変換における酵素の役割・代謝の仕組み、グルコース代謝の経路、光合成の仕組みなどが、カラーの図解とともに解説されています。基本的には高校生物の知識を前提とした内容になっています。生物学を系統的に学ぶのには役に立ちそうですが、私にとってはもう少し読み返さないと理解が追いつかない(基本的な知識が足りない)部分がありました。
【満足度】★★★☆☆