木島始編
『対訳 ホイットマン詩集―アメリカ詩人選(2)』を読了しました。アメリカ最大の詩人と呼ばれるホイットマンの対訳詩集です。ホイットマンが生涯で書いた詩集はたった一冊『草の葉』のみなのですが、彼は最初そこに十二編の詩を収めて、その後版を重ねるごとに次々と詩を加えていったといいます。
力強く謳われる“Song of the Open Road”が印象に残ります。訳者によるあまり教科書的ではない解説は、この詩人の解説としてふさわしいような気もするのですが、どこか物足りなさも感じてしまうのですが。
【満足度】★★★☆☆