文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

池澤夏樹『スティル・ライフ』

池澤夏樹

スティル・ライフ』 中公文庫

 

池澤夏樹の『スティル・ライフ』を読了しました。1988年に芥川賞を受賞した作品です。個人文学全集の編者として、また書評家としての池澤氏については知っているのですが、実際のところ小説を読むのは初めてのことでした。不思議な清廉さを持った小説で、日本文学とは別の系譜に連なる印象を受けました。

 

【満足度】★★★☆☆