文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

エルンスト・マッハ『感覚の分析』

エルンスト・マッハ 須藤吾之助・廣松渉

『感覚の分析』 法政大学出版局

 

エルンスト・マッハ(1838-1916)の『感覚の分析』を読了しました。オーストリア出身の物理学者で、科学史や科学哲学の分野でも活躍したマッハが著した哲学の著作のひとつが本書です。哲学における物心二言論の立場に対して、要素一元論と呼ばれる特異な立場から議論を展開し、さまざまな「感覚」に関する詳細な分析が行われています。

 

【満足度】★★★☆☆