文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2020-05-02から1日間の記事一覧

ロベルト・アルルト『怒りの玩具』

ロベルト・アルルト 寺尾隆吉訳 『怒りの玩具』 現代企画室 ロベルト・アルルト(1900-1942)の『怒りの玩具』を読了しました。ブエノスアイレスに生まれたアルゼンチンの作家であるアルルトは、ボルヘスとほぼ同時代の作家でありながら、まったく文学的な志…

『カート・ヴォネガット全短編 3 夢の家』

大森望 監修・浅倉久志 他 訳 『カート・ヴォネガット全短編 3 夢の家』 早川書房 『カート・ヴォネガット全短編 3 夢の家』を読了しました。ヴォネガットの短編全集を読むのも本書で三巻目となりました。本書に収録された短編のテーマは、第二巻に引き続い…