文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2021-02-09から1日間の記事一覧

グレイス・ペイリー『人生のちょっとした煩い』

グレイス・ペイリー 村上春樹訳 『人生のちょっとした煩い』 文春文庫 グレイス・ペイリー(1922-2007)の『人生のちょっとした煩い』を読了しました。村上春樹氏によって『最後の瞬間のすごく大きな変化』に続いて日本語に翻訳されることになった短編集です…

リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』

リチャード・ドーキンス 日髙敏隆他訳 『利己的な遺伝子』 紀伊國屋書店 リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読了しました。「英国史上最も影響のある科学書」に選ばれたという本書ですが、原著が出版されたのは1976年のことで、本書はその「40周…