文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2021-03-27から1日間の記事一覧

G・バタイユ『眼球譚〔初稿〕』

G・バタイユ 生田耕作訳 『眼球譚〔初稿〕』 河出文庫 G・バタイユ(1897-1962)の『眼球譚〔初稿〕』を読了しました。フランスの思想家であるバタイユが1928年に発表した小説です。当時は「オーシュ卿」という筆名で発表され、後に改稿された新版が出版され…

アーダベルト・シュティフター『書き込みのある樅の木』

アーダベルト・シュティフター 磯崎康太郎編訳 『書き込みのある樅の木』 松籟社 アーダベルト・シュティフター(1805-1868)の『書き込みのある樅の木』を読了しました。松籟社から出版されている「シュティフター・コレクション」の4巻目です。本書には標…