文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

野家啓一『科学哲学への招待』

野家啓一

『科学哲学への招待』 ちくま学芸文庫

 

野家啓一の『科学哲学への招待』を読了しました。科学哲学の入門書は世の中にたくさんあると思いますが、いわゆる「科学哲学」だけではなく「科学史」や「科学社会学」までバランスよく目配りしているのが本書の一番の特徴でしょう。あらためて知識の整理を行うことができたとともに、クーンのパラダイム論に関する点など、いくつか新しい発見もありました。今年も残すところあとわずかです。

 

【満足度】★★★★☆