文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

鳥居泰彦『はじめての統計学』

鳥居泰彦

『はじめての統計学』 日本経済新聞出版社

 

鳥居泰彦の『はじめての統計学』を読了しました。統計学の勉強をしたいと思いながら、なかなか手をつけられていなかったのですが、一念発起して(というほど大げさなものではありませんが)今年から取り組むことにします。まずは入門書を何冊か読んでから、具体的な計算練習のあるテキストに取り組んでいこうと考えています。

 

本書は初学者向けの書籍としては定評があるようで、1994年の初版以来、版を重ねて今に至っています。たしかに繰り返し読んでも理解できないという箇所はなく、統計学の基礎についてひとわたりのところを見渡すことができたように思います。計算問題は直ぐに回答が掲載されているスタイルのため、なかなか自分で取り組む気にはならず(著者はそれを強く進めているのですが)、実際に頭と身体を動かす作業は別のテキストに取っておきたいと思います。

 

どんどん海外文学から遠ざかってしまう読書ラインナップになっているのですが、その時々の読書の記録ということで、読み終えた本については何らかのコメントを残していきたいと思います。

 

【満足度】★★★★☆