文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

サミール・オカーシャ『1冊でわかる 科学哲学』

サミール・オカーシャ 廣瀬覚訳

『1冊でわかる 科学哲学』 岩波書店

 

サミール・オカーシャの『1冊でわかる 科学哲学』を読了しました。そのタイトルの通り、コンパクトにまとめられた科学哲学の教科書で、推論、説明、実在論反実在論パラダイム論、個別科学の哲学について簡潔に論述されています。200ページに満たない薄めの本なのですが、そのコンパクトさを良しとするのか、物足りないとするのかは意見の分かれるところかもしれません。個人的には、やや中途半端かなという印象がありました。

 

【満足度】★★★☆☆