文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

村上春樹『中国行きのスローボート』

村上春樹

『中国行きのスローボート』 中公文庫

 

村上春樹の『中国行きのスローボート』を読了しました。高校時代に古本屋で買って読んで以来、再読するのは何年ぶりのことでしょうか。全部で七編の短編が収められた村上春樹氏の初短編集です。

 

昔読んだときには本書の表題作である短編に、何となくすわりの悪さのようなものを感じたことを覚えていますが、今回再読してみて、一番しっくりした感じを受けたのは本書の冒頭に置かれた表題作でした。

 

【満足度】★★★☆☆