文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

石井光太『遺体 震災、津波の果てに』

石井光太

『遺体 震災、津波の果てに』 新潮文庫

 

石井光太の『遺体 震災、津波の果てに』を読了しました。東日本大震災直後の岩手県釜石市に設けられた遺体安置所に従事する人々の様子を追ったルポルタージュです。圧倒的な事実の前には言葉も出ないのですが、それぞれの人がそれぞれの矜持を胸に行動した姿が心に残ります。

 

【満足度】★★★☆☆