文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

吉田修一『パーク・ライフ』

吉田修一

パーク・ライフ』 文春文庫

 

吉田修一の『パーク・ライフ』を読了しました。第127回芥川賞受賞作である本書ですが、ハードカバーの単行本として刊行された当時に、手にとって読んだ記憶があります。今回、何となく思い立って文庫本で読み直してみたのですが、当時の読書のときに頭に思い描いていたようなぼんやりとした輪郭が少しだけくっきりとして見えた気がしました。月日が流れるというのは、こういうことなのかなと思います。

 

【満足度】★★★☆☆