文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

長嶋有『猛スピードで母は』

長嶋有

『猛スピードで母は』 文春文庫

 

長嶋有(1972-)の『猛スピードで母は』を読了しました。2002年に第126回芥川賞を受賞した表題作と、文学界新人賞を受賞した氏のデビュー作である「サイドカーに犬」の二篇が収録されています。輪郭のくっきりとした登場人物が印象に残る「サイドカーに犬」の方を面白く読むことができました。

 

【満足度】★★★☆☆