2021-03-10 長嶋有『猛スピードで母は』 日本文学 長嶋有 『猛スピードで母は』 文春文庫 長嶋有(1972-)の『猛スピードで母は』を読了しました。2002年に第126回芥川賞を受賞した表題作と、文学界新人賞を受賞した氏のデビュー作である「サイドカーに犬」の二篇が収録されています。輪郭のくっきりとした登場人物が印象に残る「サイドカーに犬」の方を面白く読むことができました。 【満足度】★★★☆☆