文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

アン・パチェット『ベル・カント』

アン・パチェット 山本やよい

ベル・カント』 ハヤカワ文庫

 

アン・パチェット(1963-)の『ベル・カント』を読了しました。2001年に発表された本書はPEN/フォークナー賞を受賞しています。南米のとある国を舞台に、日本企業の社長の誕生パーティー会場を占拠したテロリストたちと人質との間の奇妙な交流を描いた作品です。面白く読むことはできたのですが、どこか物足りなさも残りました。

 

【満足度】★★★☆☆