文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

有栖川有栖『捜査線上の夕映え』

有栖川有栖

『捜査線上の夕映え』 文藝春秋

 

有栖川有栖の『捜査線上の夕映え』を読了しました。一時期、テレビドラマにもなっていたようですが、犯罪社会学者の火村英生を主人公とするミステリー小説の最新長編作品です。新型コロナウイルス渦中の事件が描かれていますが、それをうまく本格ミステリに昇華させる手技は相変わらず見事で、一定水準の期待が裏切られることはありません。

 

【満足度】★★★