文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

大江健三郎『大江健三郎往復書簡 暴力に逆らって書く』

大江健三郎

大江健三郎往復書簡 暴力に逆らって書く』 朝日文庫

 

大江健三郎往復書簡 暴力に逆らって書く』を読了しました。本書は大江健三郎と同時代の知識人との間で交わされた往復書簡を収録したもので、その相手はギュンター・グラス、ナディン・ゴーディマ、マリオ・バルガス=リョサといった作家をはじめ、経済学者であるアマルティア・センや、言語学者でありその政治的発言が注目を集めるノーム・チョムスキー、また文芸批評家のエドワード・サイードなど、様々な分野の重鎮に及んでいます。

 

古いものでは阪神淡路大震災オウム真理教による事件の記憶も新しい1995年頃のものから、2001年のアメリ同時多発テロを挟むくらいの時期にかけて交わされた往復書簡を読んでいると、現在から見て20年という歳月の重みを感じてしまうのですが、そのことについて語るのは止めておこうと思います。

 

【満足度】★★★☆☆