文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

エーリヒ・ケストナー『飛ぶ教室』

エーリヒ・ケストナー 池内紀訳 『飛ぶ教室』 新潮文庫 エーリヒ・ケストナー(1899-1974)の『飛ぶ教室』を読了しました。タイトルは良く知っていたものの、これまでに読んだことはなかった本書ですが、新潮文庫スタークラシックスの新訳を仕事の合間の車中…

パトリック・モディアノ『パリ環状通り』

パトリック・モディアノ 野村圭介訳 『パリ環状通り』 講談社 パトリック・モディアノ(1945-)の『パリ環状通り』を読了しました。2014年のノーベル文学賞を受賞したモディアノさんの作品を読むのは初めてのこと。本作は彼のキャリアの中でも初期の作品で、…

ポオ『黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇』

ポオ 中野好夫訳 『黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇』 岩波文庫 エドガー・アラン・ポオ(1809-1849)の『黒猫・モルグ街の殺人事件 他五篇』を読了しました。大学時代だったか一度読んだことがあって、本棚の奥にまったく同じ本がしまわれていることにも気…