文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

トマス・ハーディ『呪われた腕 ハーディ傑作選』

トマス・ハーディ 河野一郎訳 『呪われた腕 ハーディ傑作選』 新潮文庫 トマス・ハーディ(1840-1928)の『呪われた腕 ハーディ傑作選』を読了しました。村上柴田翻訳堂の第三弾として、1968年の版が復刊されたもののようです。表題作の「呪われた腕」をはじ…

ジェイムズ・ヒルトン『チップス先生、さようなら』

ジェイムズ・ヒルトン 白石朗訳 『チップス先生、さようなら』 新潮文庫 ジェイムズ・ヒルトン(1900-1954)の『チップス先生、さようなら』を読了。これまでも何となく名前を聞いたことがあった本書ですが、新潮文庫から2016年に発刊された新訳を手に取って…

フィリップ・ロス『父の遺産』

フィリップ・ロス 柴田元幸訳 『父の遺産』 集英社文庫 フィリップ・ロス(1933-2018)の『父の遺産』を読了しました。本棚に置いたまま時間が過ぎていたフィリップ・ロスの本を手に取ったのは、彼の訃報を知ったことがきっかけなのですが、忙しさの合間に少…

ロバート・L・スティーヴンソン『ジキルとハイド』

ロバート・L・スティーヴンソン 田口俊樹訳 『ジキルとハイド』 新潮文庫 ロバート・L・スティーヴンソン(1850-1894)の『ジキルとハイド』を読了しました。高校生か大学生の頃に岩波文庫で読んだ記憶があるのですが、今回は新潮文庫の新訳での再読となりま…