文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

レイモンド・カーヴァー『ファイアズ(炎)』

レイモンド・カーヴァー 村上春樹訳 『ファイアズ(炎)』 中央公論新社 レイモンド・カーヴァー(1938-1988)の『ファイアズ(炎)』を読了。全集の第4巻にあたる作品で、エッセイ、詩、短編小説のそれぞれが収められたカーヴァー自身が選んで出版された作…

ジョン・アップダイク『メイプル夫妻の物語』

ジョン・アップダイク 岩元巌訳 『メイプル夫妻の物語』 新潮文庫 ジョン・アップダイク(1932-2009)の『メイプル夫妻の物語』を読了しました。仕事の合間のちょっとした時間や、休みの日のぽっかりとした隙間で読み進めて、随分と足の長い読書になりました…

ジョーゼフ・ヘラー『キャッチ=22』

ジョーゼフ・ヘラー 飛田茂雄訳 『キャッチ=22』 ハヤカワ文庫 ジョーゼフ・ヘラー(1923-1999)の『キャッチ=22』を読了しました。大学時代からずっと読みたいと思っていた作品なのですが、当時は品切れ重版未定のまま入手できない状況が続いていました。こ…