D・デイヴィドソン 服部裕幸・柴田正良訳
『行為と出来事』 勁草書房
D・デイヴィドソン(1917-2003)の『行為と出来事』を読了しました。本書はデイヴィッドソンの主として行為論に関わる論文を集めた“Essays on Actions and Events”の抄訳です。どうせなら全訳してほしかったところなのですが、いろいろな事情があったのでしょう。「行為・理由・原因」、「心的出来事」などの著名な論文が収録されているほか、行為文の論理形式や因果性に関する論考も含まれています。
【満足度】★★★☆☆