文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

村上春樹『パン屋再襲撃』

村上春樹

パン屋再襲撃』 文春文庫

 

村上春樹の『パン屋再襲撃』を読了しました。最初に読んだのは高校時代くらいのことだったか、詳しくは忘れてしまったのですが、久しぶりの再読となりました。収録策の初出は1985年から1986年にかけて、表題作のほか「象の消滅」など村上氏らしい作品(代表的な短編作品)や、長編『ねじまき鳥クロニクル』の原型(というよりも冒頭シーン)となった「ねじまき鳥と火曜日の女たち」などが収録されています。『ねじまき鳥クロニクル』を読み返したい気分になりました。

 

【満足度】★★★☆☆