文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

ピエール・ルメートル『死のドレスを花婿に』

ピエール・ルメートル 吉田恒雄訳

『死のドレスを花婿に』 文春文庫

 

ピエール・ルメートル(1951-)の『死のドレスを花婿に』を読了しました。カミーユ・ヴェルーヴェン警部を主人公とする「容赦の無い」サスペンスプロットで知られるルメートルが2009年に発表した小説第二作目が本書です。いわゆるノンシリーズの作品ですが、悪の描き方やサスペンスの盛り上げはさすがの腕前です。

 

【満足度】★★★☆☆