文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

ジェイムズ・サーバー『虹をつかむ男』

ジェイムズ・サーバー 鳴海四郎

『虹をつかむ男』 ハヤカワ文庫

 

ジェイムズ・サーバー(1894-1961)の『虹をつかむ男』を読了しました。雑誌『ニューヨーカー』の編集者として活躍し、自身も作家・漫画家として多数の作品を寄稿したジェームズ・サーバーの短編作品集です。表題作となっている作品の原題は“The Secret Life of Walter Mitty”(ウォルター・ミティの秘密の生活)で、本書のタイトルである「虹をつかむ男」は同作品が映画化されたときの邦題が用いられているようです。

 

「ニューヨーカーらしい」という形容を使いこなせるほどには、ニューヨーカーらしさというものを理解できていない私ですが、そのように形容したくなる作風です。

 

【満足度】★★