文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

高里椎奈『銀の檻を溶かして』

高里椎奈

『銀の檻を溶かして』 講談社文庫

 

高里椎奈の『銀の檻を溶かして』を読了しました。第11回メフィスト賞受賞作ということで手に取った作品なのですが、ヤングアダルトの装いのもとで、想像よりもミステリーとたろうとする意思の感じられる小説でした。作者によるあとがきにあるように、作者自身の楽しさが滲み出ている点には好感を覚えます。

 

【満足度】★★★☆☆