文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

J・L・ボルヘス『ブロディーの報告書』

J・L・ボルヘス 鼓直

『ブロディーの報告書』 岩波文庫

 

J・L・ボルヘス(1899-1986)の『ブロディーの報告書』を読了しました。本書はアルゼンチンの作家ボルヘスの短編作品集で、比較的晩年になって発表された作品のようです。収録された作品群が持つ性格については、訳者による解説で述べられていますが、私の印象としては、マーク・トウェインの短編からユーモアを取り去ったような、かなり物足りないものではあったのですが…

 

【満足度】★★☆☆☆