文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

坂本百大編『現代哲学基本論文集Ⅱ』

坂本百大編

『現代哲学基本論文集Ⅱ』 勁草書房

 

坂本百大編『現代哲学基本論文集Ⅱ』を読了しました。本書の収録作品は以下の通りです。

 

ジョージ・E・ムーア『観念論論駁』

ルフレッド・タルスキ『真理の意味論的観点と意味論の基礎』

ウィラード・V・O・クワイン『存在と必然性に関する考察』

ギルバート・ライル『系統的に誤解を招く諸表現』

ピーター・E・ストローソン『指示について』

 

分析哲学の成果を学ぶ上で、タルスキの論文は必読です。帯に記された「現代哲学の青年期」というコピーが妙に心に沁みます。

 

【満足度】★★★★☆