文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

吉村達也『「倫敦の霧笛」殺人事件』

吉村達也

『「倫敦の霧笛」殺人事件』 角川文庫

 

吉村達也の『「倫敦の霧笛」殺人事件』を読了しました。ワンナイトミステリーと銘打たれた中編小説の一作で、今回が始めての読書となります。個人的にこのワンナイトミステリーシリーズはどの作品も楽しく読むことができていて、それは本書についても同様でした。ワントリックがうまく料理されていて、作者の持ち味が存分に発揮されていると思います。

 

【満足度】★★☆☆