文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

村上春樹『雨天炎天 ギリシャ・トルコ辺境紀行』

村上春樹

『雨天炎天 ギリシャ・トルコ辺境紀行』 新潮文庫

 

村上春樹の『雨天炎天 ギリシャ・トルコ辺境紀行』を読了しました。かなり昔に読んだことがあるはずなのですが、ほとんど覚えていないことが今回再読してみてよく分かりました。作者のエッセイや旅行記は好きでよく読んでいるのですが、本書については少し物足りなさが残ってしまうのは、旅の目的というか、核になるものが今ひとつ明瞭に見えてこないことが原因のような気がします。

 

【満足度】★★☆☆