2023-05-25 有栖川有栖『暗い宿』 日本文学 有栖川有栖 『暗い宿』 角川文庫 有栖川有栖の『暗い宿』を読了しました。作者の書くミステリーはいつもの通り一定水準以上の満足度を与えてくれるものですが、本作品集では特に「ホテル・ラフレシア」の鮮烈なラストシーンが忘れがたい印象を残します。物語作家としての作者の円熟を感じさせられます。 【満足度】★★★☆☆