文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

赤川次郎『三毛猫ホームズの駆落ち』

赤川次郎

三毛猫ホームズの駆落ち』 角川文庫

 

赤川次郎の『三毛猫ホームズの駆落ち』を読了しました。本書では「ロミオとジュリエット」をモチーフにした人間関係から展開される事件が描かれているのですが、よくも悪くもその思い込みを逆手に取ったプロットに作者の意欲が感じられます。作品の内容とは無関係なのですが、北見隆氏による表紙イラストがとても印象的な作品です。

 

【満足度】★★★☆☆