『アメリカ文学史 講義3 現代人の運命』 南雲堂
亀井俊介の『アメリカ文学史 講義3 現代人の運命』を読了しました。古本屋で購入したものだと思うのですが、なぜだか第三巻である本書のみが私の手元にあります。本書におけるアメリカ文学史は1930年代から始まっていて、フィッツジェラルドもフォークナーもおそらくは前巻に登場したのでしょう。メジャーな文学者を取り上げるオーソドックスな文学史だと思うのですが、歴史や時代の空気に目が向けられているのが本書の特徴であるといえそうです。面白く読むことができました。
【満足度】★★★☆☆