文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

我孫子武丸『8の殺人』

我孫子武丸

『8の殺人』 講談社文庫

 

我孫子武丸の『8の殺人』を読了しました。古きよき新本格というのも奇妙な表現ではあるのですが、刊行から30年以上が経過した現在の地点から振り返るとそのように表現したくなるような作品です。作者お得意のユーモア感覚もうまく散りばめられていて楽しく読むことができます。おそらく作者がこのような作品を書くことは二度とないのだと思いますが。

 

【満足度】★★☆☆