文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

北村薫『街の灯』

北村薫

『街の灯』 文春文庫

 

北村薫の『街の灯』を読了しました。昭和初期を舞台にした物語で、士族出身の上流家庭の令嬢とサッカレーの著した小説の主人公に準えて「ベッキーさん」と呼ばれる女性運転手を主人公に据えた作品です。物語が三部作を成すことも知っていて、以前に読んだ記憶はあるのですが、ストーリーや展開などすっかり忘れてしまっています。あらためて三部作を通して読み返してみようかと思います。

 

【満足度】★★★☆☆