文学・会議

海外文学を中心に、読書の備忘録です。

島田荘司『Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行』

島田荘司

『Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行』 講談社

 

島田荘司の『Classical Fantasy Within 第四話 アル・ヴァジャイヴ戦記 決死の千騎行』を読了しました。本シリーズの刊行計画が最終的に迎えることとなる結末を何となく知った上で読み進めているのですが、「第三話」までとは打って変わって、本書は砂漠の都を舞台とした剣やドラゴンの登場する王道ダークファンタジー小説となっています。作者がこれまでに書いたことのない物語と言ってしまえばその通りなのでしょうが、果たして本シリーズがどのように着地するのかを見届けたいと思います。

 

【満足度】★★★☆☆